会長挨拶

2024~2025年度 クラブ運営方針

会長  冨永 宗嗣

 大牟田ロータリークラブは前年度に創立70周年を迎え、全会員の協力のもと海洋教育支援事業および記念式典が執り行われました。また、台北市101ロータリークラブとの友好関係を締結するなど、新たな歴史が刻まれた意義ある年度となりました。

 今年度の国際ロータリー会長 ステファニー A. アーチックは、「The Magic of Rotary:ロータリーのマジック(魔法)」というテーマを発信されました。自身が携わったドミニカ共和国にて浄水器を設置する際の出来事で、汚水が透明な水となって出てくるのを見ていた少年が、「もう一度その魔法を見せて」と言った言葉がテーマのきっかけでした。このロータリーのマジックを続けていくには、より多くの仲間を迎え入れより大きなインパクトを起こすために、ロータリー行動計画が重要である事を唱えられました。

 これを受け2700地区 野﨑千尋ガバナーは、変化は進化していくことであり本質を保持するためのプロセスでもあるとして、「変化につよく、未来をひらく」を地区のメッセージとして提唱されました。「不易流行」の変わらない事と変わるべき事を認識し、「継続と変化」に取り組む事を推奨されました。さらにロータリーの広がりをつくるため、会員間のコミュニケーション・親睦・奉仕の環を強く大きくする大切さを語りかけています。

 大牟田ロータリークラブは、これからも会員による職業奉仕の実践と既存のクラブ事業を継続することで、地域社会での奉仕を行って参ります。また、当クラブの伝統を継承していく上で最も大切なことは、魅力的なクラブであり続ける事であります。それには例会・各委員会活動・親睦行事を通して、会員が楽しみながらロータリーを学び、自己研鑽と職業倫理の向上が図れる環境づくりが、何よりも重要だと考えます。さらに国際ロータリー(RI)の活動について、会員の理解も必要だと考えます。RIは100年以上に渡り、世界各地からの要請に対して様々な支援活動を行っています。RIに対する我々会員の支援は、日本はもとより世界に貢献している事を認識し、今後も動向に注目していきましょう。一方でRIは、クラブ会員数の減少に伴うクラブ運営の問題に対応するため、クラブ状況に即した組織改革や、多様なニーズを受け入れる環境づくりを提案しています。

 これらの点において当クラブでは、全国平均を上回る会員数を維持しており、また委員会構成に関して明確な枠組みとなるよう改訂し、今年度から新しい組織体制で運営を始めます。これからも常に良質なクラブ形成に取り組み、奉仕を実践する会員が家族のごとく集えるクラブであれるよう、皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。

運営方針

  1.  会場監督、プログラム委員会、親睦委員会と連携し、充実した例会を目指す。
  2.  ロータリーを学び、親睦を図るため、親睦委員会の協力のもと合同委員会を開催する。
  3.  会員の増強と入会3年未満の会員サポートを行い、適正な会員数の維持を図る。
  4.  My ROTARYの登録推進と、月信DX化に即して週報のあり方について検討をしていく。
  5.  次期ガバナー補佐の支援とIMの開催準備のため、会員相互の連帯を図る。
大牟田ロータリークラブ