会長挨拶

2025~2026年度 クラブ運営方針

第72代会長  服部 公

今年度RI会長フランチェスコ・アレッツォ氏は「UNITE FOR GOOD よいことのために手を取り合おう」というメッセージを発表されました。

分断されることの多い世界で、ロータリーは様々な違いを超えて人々を結び付け、世界でよいことをしよう、ロータリーの最大の資産は会員であり、そのための最優先事項として「会員の増強」を掲げられました。これを受けて第2700地区濱野良彦ガバナーはメッセージとして「少しの成長から始まります!―1.01で成長、0.99で衰退―」と発せられ、私たちの少しの成長なしには「よいことのために手を取り合おう」ことはあり得ない。クラブや会員が行動を起こし少しでも成長することが、クラブや会員の持つ力(会員力)を増強することにつながりますと述べられました。

大牟田ロータリークラブは1954年の創立以来、先輩会員の方々の努力と精進によって71年にもわたる歴史と伝統を積み上げてきました。その根底にあるのが親睦と奉仕のこころで、その精神を集約したのが創立60周年に策定された「大牟田ロータリークラブが大事にしていきたいこと」「基本的行動指針」です。

私はこの策定文を基本的な理念として、本年度クラブ運営に取り組んでいきたいと思っております。近年、急速に変化する社会のニーズに対応するため、ロータリー活動の方向性が変わってきているように思えます。社会奉仕活動や各種寄付、会員増強に重きを置き、創設時の基本理念である親睦と職業奉仕に基づいた奉仕活動の意義が薄れているようにも感じます。変化に対応することは大切ですが、大牟田ロータリークラブとして創立以来の自主・自律の精神を堅持して、守るべきものは守り、変えてよいもの、変えるべきものをしっかりと見極めてクラブの諸活動を推進していきたいと思います。良質なクラブ形成には、そこに属する会員の満足度を高めることが第一で、それが会員力の向上ひいては会員増強にも繋がっていくと考えます。会員の皆様がロータリー活動を楽しみ、大牟田ロータリークラブの会員であることを誇れるようなクラブ運営を図ってまいります。

今年度は当クラブから安元大介ガバナー補佐を輩出しており、当クラブがホストクラブとしてIM(インターシティ・ミーティング)を主催します。全会員が親睦と連帯を深めて、有意義なIMを開催することで会員各々がIMとは、ロータリーとはを考える良い機会だと思います。
大牟田ロータリークラブ72年目の歴史を会員の皆様とともに、しっかり積み上げていきたいと思っておりますので、どうぞ一年間、皆様のご理解、ご協力、ご指導をお願いいたします。

運営方針

  1.  会員力の向上
  2.  楽しく満足度の高い例会の開催
  3.  台北市101RCとのゆるやかな交流の継続
  4.  安元ガバナー補佐の支援
  5.  会員にとって、クラブにとって有意義なIMの開催
大牟田ロータリークラブ